導入期
4・5歳の子供のピアノについて
まずは楽しむ事が1番です (^^♪^
音楽の3要素とは きっとどこかで
聞いたことがあるかもしれませんが
* リズム
* メロディ
* ハーモニー
の3つです
そこに テクニック
という要素がついて4つになります
ピアノは総合的に3要素を学んでいくものです
ピアノを始めてすぐには楽譜を見て弾くことはなく
弾き始める前に
手の形
姿勢
脱力
楽譜を読むためのある程度のソルフェージュ
を理解してもらいます
まずは
数字と個数
右手と左手、指番号
黒い鍵盤 2つと3つ
真ん中のド
88鍵盤よりドを探す
音名と、鍵盤の場所
せんとかん
五線譜
音符の長さ
こられを学びながら
オリジナルグッズを使って
指の体操をします
グッズはお手玉が1000円(消費税別)それ以外は100円ショップ
でいろいろと用意したり
作ったものです
概ね2~3か月は
様子を見て
グッズを使って手の形を作り
ある程度のソルフェージュを
学んでから
ピアノに触るようにします
ただ、小さいお子さんは
「ピアノが弾きたい」という気持ちがあり
夢見てきているので
その気持ちを大切にしつつ
ピアノに触れるようにしています
もちろん好きな曲を歌ったり
楽器を使って楽しむ
リトミック要素も
取り入れながらレッスンします
ここが本当に大切です
楽譜が読めると
➡進んでお家で練習するようになります
指の形がきちんとできていると
➡後々難しい曲に挑戦した時に
色々な曲を弾きこなすことができます
正しい指の形
読譜ができる
ここが導入期のポイントです
ピアノは先生の所に習いに行かせれば
弾けるようになる
ものではありません
残念ながら・・・ごめんなさい
ご家族のご協力が必要です
でも それは
楽譜が読めなくても
できるご協力です
お子さんへの言葉がけ だけです
是非 ご協力お願い致しますね
次に
テクニックとは
導入期のテクニック(技術面)
音階
和音
分散
スタカート
の4つを習得していきます
4つのテクニックは
それぞれの教本によって
提示の仕方は異なります
音階は ➡ 指返し(指くぐり)の練習
和音は ➡ 一度に2音以上の音を同時に弾くことが、指のまだ弱い
小さいお子さんには難しいようです
大人のピアノの方は 難なく弾いています
分散和音 ➡ 和音を分解して弾く際に、大人の方はなかなか大変なようです
スタカート➡ 短く切って弾く奏法ですので、指の強い男性はすぐに習得しています
女性は小さいお子さんは、慣れるまでに時間のかかる方が多いです
一番大切なことは
テクニックだけでもなく
理論だけでもなく
音楽性を育てることです
そして
テクニックは自分の音楽性を
表現していくための手段として
身につけるものです
ですから、
自分で感じたことを
音の強弱や響きを使って
自分の表現として
自由に指を駆使して
ピアノ音楽にのせて
表現できるようになることが
テクニックだと考えます
その大切なスタートラインが
導入期となります
こうなると何か大変そうだな
とか思われないようにしてください
お子さんは個性もあり
習得の仕方は個人によって違います
そしてすぐに忘れるのも
得意です
繰り返し 繰り返し
根気よく続けていくことを
学ぶことができます
では、お家では何をしたらよいか?
もちろんレッスンでやったことをお家でも
練習をして頂くことが大切ですが
良い音楽を聴く
耳を育ててほしいと思います
ご家庭で 常にFMを流していろいろな
音楽を耳にすること
ゲームの音ばかり聞かせないこと
好きな番組の音楽や子供向けのCDでも良いです
できるだけ常に家の中で音楽が流れていることは
良い耳を育てますし
優しく柔らかい
また明るい家庭の雰囲気も作れます
ほんの少し
気をつけてやってみて頂けると
とても良い効果がでます