ソルフェージュSクラスでは これからソルフェージュをこなしていく前の段階の基礎を行っています
バスティンの教材を基本に進めていく中で、楽譜を読む力=音楽用語の理解ができているか
Sクラスの生徒で初回時に確認したところ バスティベーシックス3まで進んでいる生徒でも
べーシックス1の内容を理解できていませんでした これは私も少し残念でした
そこで今はフラッシュカードと質問を繰り返して行い 音楽用語を覚える大切さを教えています
同時にブルグミューラーの教材を使って 今、自分たちが弾いている曲を分析(アナリーゼ)
することで 楽譜に記載されている表示に気づき 理解するようにグループワークを行っています
「だめだ さっぱりわからない」 と最初に言っていた生徒も
2回目には真剣なまなざしになり 覚えなくちゃという気持ちも出て
普段のレッスンでも楽譜に書かれている音楽用語に注意がいくようになりました
3回目には課題を提示すると自分たちで どんどん楽譜に色鉛筆で書き込むようになりました
ブルグミューラーは「表現するためのテクニック」を学ぶのに良い教材とされています
こういった作業を繰り返す中で 一つ一つのタイトルにイメージを持ち
書かれている表示記号を理解した上で 弾くことで表現できるようになれると思います