現在、当教室はピアノを始めたばかり(導入期)の生徒で
4歳以上のお子様については
アメリカのバスティンメソードの教本を利用しています。
4歳前の生徒には、ピアノに繋がるような音楽的な要素と
一般の幼児教室で行っているような知育的な要素を取り入れています。
・1から5までの数が読めるようになること
・右手と左手がわかること
この2つはピアノに触れてレッスンを始められるようになるポイントです
バスティンのフラッシュカードは
パーティBに進んだ頃から使います。
ドレミの音符が読めるように勧めますが、小さいお子様が対象なので
まずは大譜表の5線の縦のラインを用いて、歌で覚えながら音符が読めるようにします。
フラッシュカードでの音符が読めるようになるのは、よほどのことがなければ
1か月集中してやれば、ほとんどのお子さんが答えられるようになります。
しかしそれで音符が読めるわけではありません。
問題はその後です。音符は横に流れていくものなので縦に読んでいると
読譜が遅くて時間がとられます。また音楽的な表現も難しくなりますので
同時に書くということを宿題に出しております。
弾くだけで楽しいという方もいらっしゃいますが
ピアノは弾くだけでは音符は読めるようにはなりません。
・書いて
・歌って
・弾いて
3拍子がそろってスムーズに読めるようになります。
今年は書くという宿題も沢山いれていきたいと思います。