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高津区久地 ピアノ教室   教えることの喜びを感じる時~今日のレッスンより


今日も朝から良いお天気☀

今日はレッスン中に嬉しいことがありました

Aちゃんのことです

ただ今、チェルニー30番の練習中です

Aちゃんは毎日お家で練習をしてくる

とても熱心な生徒さんです

ピアノを始めて3年目で

新しいピアノのおけいこ→バスティン→ブルグミューラーも

もう卒業の時です

ステップの課題曲として

チェルニー30番を始めたところです

音感もよく読譜も早いので一通りは弾けるのですが

練習の仕方が 間違えたところを

繰り返し弾いてくるだけなので(おそらく)

全体を通して弾くと

どうしても指がすべってしまい音の粒が揃いません

いつものごとく

「リズムをかえて、付点や16分音符を入れて繰り返しやってきてごらん」

と、今日はチェルニーだけで1時間終えてもいいと思い、その繰り返しを実践させました

いつもだったら

「もういい!」と怒って

ピアノをポンと叩いたり

弾けない自分に悲しくて椅子に顔をうずめたりします

今日もくるかなあ・・・と思っていたら

途中でちょっとめげそうになったのですが

今日は 私の書き出した3パターンの

リズムで部分練習をこなし

「もう1回」の声掛けにも泣かずに?頑張りぬいて

目に見えて変化したので、本人も手ごたえがあったようです

そして なんと !!

「私はすぐ忘れるから、書いておく!」 と鉛筆を持って

楽譜に自分なりにリズムパターンを

リズム読みでカタカナで書き出しました\(^_^)/l

私もその姿にとても嬉しく思いました 

 

いつもレッスンで伝えていることは、

「わたくしの注意はどんどん楽譜に書いていいよ

楽譜が真っ黒になってもいいよ!」

「おうちに帰って忘れないようにしようね」

を繰り返し伝えていたのです

大抵の生徒はうんと頷いて終わりです

レッスンノートを作って

「家で見直してね」

「お母さんに見せてね」と言っても

「わかってる 覚えてる」と言い教室を離れると

翌週にはノートも見ずに

教室にくる場合が殆どです

ですが、Aちゃんは

今日は自分で この練習方法はきっと自分にとっても

良かったと思えたのでしょう

小3の子供が レッスン中に

講師の注意を自ら 楽譜に書き込むことは

普通はなかなかできないことだと思います

でも ちゃんとそれを実行してくれました

 

日ごろから

大切なことは

繰り返し伝えて続けていくこと 

 

Aちゃんの成長を通して

改めて感じました

ささやかな日常での出来事ですが

こういう時に 

「教えることの嬉び」を感じます

ピアノって

本当に人としての成長を促せる 

素晴らしい楽器ですね 

これからも生徒と一生懸命向き合って

レッスンしていきます (^^♪

 

 

 

 

 

 


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