4年に1回ポーランドで開催される
ショパン国際ピアノコンクールの審査員を務めていらっしゃる
ポーランド人のヤヴウォンスキ教授の
マスタークラスレッスンを受けました。
今回は10月より開催される5年に1度の大きな国際大会
ショパン国際コンクールの予備予選を通過し、
この後の第1次予選に参加される素晴らしい日本人ピアニスト達も
参加されているマスタークラスでした。
コンテスタントの生演奏を聴けるなんてめったにない機会ですから
そちらも楽しみにしておりました。
当日は緊張気味のNちゃんでしたが
60分間のレッスン時間のうち
殆ど 最初の4小節 の中で演奏する
リズムの拍を理解して、それを数えながら弾く
という作業を繰り返しました。
私が 通常のレッスンでも皆さんに やらせている
「1と2と3と4と」 と拍を声に出して数えながら 弾く
というやり方です。
これを延々と ちゃんと 数えて・弾けるまで
教授が、納得するまで、唱え続けたNちゃんでした。
よく頑張りました👏
Nちゃんも日常のレッスンでも、このことが大切なのだと
理解できたと思います。
大きな経験だったと思います。
大切な基本レッスンは世界共通なのですね!
教室の生徒の皆さんも
読譜が早くスムーズに進めるように力をつけるには
拍を理解して、数えながら歌って演奏する
この作業はやはり大切なのだと思っていただきたいと思います。
また、拍の他にも
ワルツバスの丁寧な弾き方やペダルの使い方
音楽の流行についての教授の思いなど、
たくさんの貴重なメッセージを頂きました。
今回のマスタークラスはギャラリー(聴講生)も参加しての
マスタークラスでした。
殆どの聴講生はピアニストや先生方でしたので
Nちゃんのレッスン時間内での成長を暖かく見守って頂きました。