つい先日、小学生のお子様を持つお母様から、
受験の時期になるので勉強に集中させたい、でもせっかくピアノも上手になってきたし
辞めるのは惜しい
ピアノが負担にならないようにするには・・・・
というご相談がありました
受験期になり、それなりの進学塾に行けば、
どうしても塾から言われる言葉があります
「もっと早くから来ていれば・・もう1年早く始めていれば成績が上がります・・」
「習い事をしている時間があったらマス計算や漢字を覚えましょう」
うーん それはごもっともでしょうが・・・
参考になるかどうか、わかりませんが、
私の経験から言わせて頂くと、受験期だからこそ、
ピアノのような気分転換が必要に思います
そして、塾1本ですべての習い事をやめてしまった生徒で、
第1希望に入った方はなぜかあまり記憶にありません・・・
むしろ、月4回→月2回→月1回とレッスン回数は減らしても、
楽しみに好きな曲を弾きながら、
勉強していたお子さんの方が、希望の学校に入っているように思います
というか、受験勉強でピアノやめますという生徒が殆どいなかったのです
これって思い込みかな?
最近の塾は経済的に負担も大きいので、ご両親も大変だと思います
ただ、受験勉強の合間にゲームやネットをやっているよりは、
ピアノを弾いて気分転換する方が
気持ちもリラックスして眠気も覚めて気分転換にもなるのでは・・?
私が受験期の生徒のレッスンでいつも心がけていることは、
受験勉強の弾みになるようなレッスン内容にすることです
忙しい時期に、ここに来てくれるだけで、もう充分と思います
いつもクラシックばかりでなく、こういう時に前から弾きたかった
JPOP・ジブリ・ボカロなどやってみたり
本当に好きな曲をやればいいと思います
レッスン内容も、生徒に負担にならないように譜読みを一緒にしてみたり
他の先輩方のサクセスストーリーを話したり、、、
一緒にBGMで良い音楽を聴いてみたり。。。
「これから塾?行ってらっしゃーい!頑張って!」という言葉を
つい自然にかけてしまいます
どの生徒も本当に頑張ってますから!
まずは
自宅でのピアノ練習時間が減っても気にしない
レッスン回数を減らしてみる
いろいろと方法はありますので、
続けるか! 否 辞めるか!
と極端に考え込まず
気軽にご相談くださいね